小石川町小児科・アレルギー科・皮ふ科クリニック

藤枝市の 小児科,アレルギー科,皮膚科
小石川町小児科・アレルギー科・皮ふ科クリニック

〒426-0033 静岡県藤枝市小石川町1丁目10-21-1
TEL 054-644-8800
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皮膚科Q&A

病気のお話

アトピー性皮膚炎

診断は
  1. 皮疹に痒(かゆ)みがある
  2. ほぼ左右対称性の部位に認める湿疹
    (年齢による特徴)乳児期: 頭、顔にはじまり、しばしば体幹、四肢に下降していく
    幼少期: 頸部、四肢関節部で目立つ
    思春期・成人期: 頭、頸部、胸、背などの上半身で湿疹が目立つことも多い
  3. 経過が長く、反復する、短くても数か月以上の経過
    上記の3つの条件を満たし、更に、類似した皮膚の病気(接触皮膚炎、脂漏性皮膚炎、汗疹、手湿疹、皮脂欠乏性湿疹、皮膚リンパ腫など)を否定し診断します。
治療は

当院ではガイドラインに準じた標準治療、治療の3本柱(①悪化因子探しとその対策②スキンケア③軟膏療法)を基本とします。
①悪化因子は採血などで検索し、その対策を立てます。
②正しい入浴と保湿を毎日行うことにより、ステロイドの使用量を減らすことができます。
③軟膏療法の基本は、ステロイド軟こうとタクロリムス軟こうです。炎症の程度強い間は、ステロイド軟こうで皮膚の炎症を抑え、その後、タクロリムス軟こう(あるいはステロイド軟こう)を間欠的に塗布する治療でコントロールします。
 その他、抗アレルギー薬、漢方薬などを併用することもあります。

アトピービジネスなどに惑わされないことが大事です!

Itch scratch cycle(痒み-掻くの悪循環)を断ち切ることも大事です!
アトピー性皮膚炎の患者さんは、痒い(かゆい)ために皮膚を必ず掻(か)きます。しかし、掻くと湿疹は悪化し、悪化すると更に痒くなるという悪循環をItch scratch cycleと呼びます。この悪循環から抜け出すために、最も有効なツールがタクロリムス軟こうやステロイド軟こう。

かゆみ
かゆみと掻破の
矢印 右
悪循環
掻破
矢印 上   矢印
皮膚病変の惹起
矢印 左
炎症

矢印
湿疹が良くなり、このサイクルから抜け出すと

再びこの悪循環のサイクルに入らないように、予防が大事となります。季節や年齢に応じた皮膚の日々のケア、保湿剤などにより皮膚にうるおいを与える、更に悪化因子を調べ、それを取り除くことなどが大事です。

矢印

日々皮膚の状態は変化していきます。定期的な診察の中で、その時々の皮膚の状態、季節、体調、年齢などに応じて、最も適切な治療法を医師と共に相談していきましょう。根気強く、粘り強く治療を行っていくことが最も大切です。